社会性の人類学的探究 トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序

ルワンダの戦前と戦後―国の変化を共に見る

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日時
2024年7月13日(土) 
14:30-16:30

会場
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所303大会議室

概要
ルワンダは今から30年前に民族対立による大虐殺が起こりました。大虐殺終了後,ルワンダは大きな発展を遂げてきており,少しずつその出来事が過去のものになりつつあります。虐殺後に生まれた世代も人口の3分の2を占めるようになった今,改めてその出来事を振り返り,過去から学び,未来を見つめていく必要があります。
本講演会では,97年からアフリカのルワンダで義足を作りながら障害者支援を進めてこられたワンラブ・プロジェクトのルダシングワご夫妻をお招きし,変化を見つめてきた虐殺のサバイバー,そして同様に変化を見た日本人の視点から,虐殺の背景と過去を見つめなおし,平和に向けて何ができるのかを考えます。
現在,世界に至るところで紛争が起こっていますが,大虐殺という出来事を,遠い国で起こったことではなく,自分たちの身近なところで起こり得る出来事として学び直すことで,身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現という課題に迫ってみたいと思います。

プログラム
14:30-14:40 開会あいさつ 小手川正二郎(國學院大學)
14:40-15:40 講演 ルダシングワご夫妻
15:40-15:50 コメント 田中みわ子(東日本国際大学)
15:50-16:30 質疑応答
司会:村津蘭(東京外国語大学)

使用言語
日本語

参加費
無料

要事前登録
参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。
申し込み期限:2024年7月11日(木)

共催
日本学術振興会・受託研究課題「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」(学術知共創),
基幹研究人類学「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」