芸能公演&ミニレクチャー『バリ島の音楽と歌芝居にふれよう』
歌って、踊って、笑って楽しもう!
このイベントは、東京外国語大学建学150周年記念タイアップイベントです。
パンデミックを経てバリ島でブレイクした、伝統音楽ガムランの新展開「声ガムラン」をお届けします。
バリ島から芸能家チアーットさんを迎え、彼が考案した新しい芸能「声ガムラン(gamut)」を紹介します。伝統的な打楽器アンサンブルであるガムランを一人の声で表現するこの芸能は、COVID-19パンデミック下のバリでチアーットさんの自宅から発信され、注目を集めました。今回は、声ガムランの解説とデモンストレーション、そしてバリの音楽と歌芝居を上演する日本人グループ・マメタンガンとの共演による歌芝居をご覧いただきます。
ちらし:こちらよりダウンロードできます。
日 時:2023年12月3日(日)
15時開場 15時半開演(17時半 終演予定)
場 所:東京外国語大学 府中キャンパス アゴラ・グローバル内、プロメテウス・ホール
(本ページ下部に地図があります)
入場無料
申し込み先:こちらの申し込み用フォームよりお申込みください。
要申し込み(事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。)
★フォームで申し込み後、登録メールアドレスに受付内容のメールが届きますので、それをもって受付完了とします。
★そのメール画面を受付でご提示いただきますのでご準備ください。スマホ画面でも構いません。
★キャンセルの場合のご連絡は不要です。
【芸能公演『バリ島の音楽と歌芝居にふれよう』出演者】
l チアーット(Ciaaattt)
本名イ・マデ・アグス・ワルダナ(I Made Agus Wardana)。1971年、インドネシア・バリ州都デンパサールの芸能家の家庭に生まれる。インドネシア芸術大学(STSI)デンパサール校を卒業後、在ベルギー・インドネシア大使館の現地スタッフとして22年間勤務し、バリ芸能の紹介や指導にあたった。現在はバリ島に戻り、地元のコミュニティにおいて芸能活動を指導するほか、YouTube等での音楽コンテンツの発信、音楽イベントへの出演や教育機関等でのワークショップ開催を続けている。伝統音楽からポップスまで活動の幅は広く、国内外の多様なジャンルの芸能家とのコラボレーションも多い。
チアーットさんのYoutube動画はこちら
竹笛と打楽器による小編成の音楽ガムラン・ググンタンガンと歌芝居ジャンゲルを上演する日本人のグループ。バリの伝統芸能をベースに創作を交えながら、声と踊りとガムランによるユニークな上演活動を行っている。
(歌と踊りと芝居)小原妙子/ 塩谷智砂/ 安田冴/ 松重貢一郎
(演奏)石井留美/ 石塚千東/ 伊藤祐里子/ 小原昊/ 城島茂樹/ 新留美哉子/ 根岸久美子/ 増野亜子/ 安谷絵里/ 吉田ゆか子/ 若林康明
バリ島をはじめ、ジャワ、スラウェシなど、インドネシア各地の舞踊を学び上演。舞踊を通じてインドネシアの多様性を体験し伝えている。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授。専門は、文化人類学、バリ芸能研究。2020年より、COVID-19が世界の芸能にもたらした影響についての共同研究を主宰している。
【演目紹介】
- ガムラン・ググンタンガン演奏 (出演:マメタンガン)
- バリ舞踊パニャンブラマ (出演:東京外国語大学インドネシア舞踊部)
- ミニレクチャー「コロナ状況下のバリ芸能と声ガムラン」(講師:吉田ゆか子)
- 声ガムランのデモンストレーション (出演:チアーット)
- 創作歌芝居ジャンゲル(出演:チアーット&マメタンガン&インドネシア舞踊部)
関連して以下の体験ワークショップ等が開催されます。奮ってご参加ください。
詳細はこちらをご覧ください。
【関連ワークショップ①】「人類学カフェーーバリ島のケチャと声ガムランを体験しよう!」
2023年11月25日(土) 10:30~12:00 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて開催。
【関連ワークショップ②】「人類学カフェーーバリ島のケチャを体験しよう!」
2023年12月1日(金) 17:45~19:15 東京外国語大学付属図書館にて開催。
※関連のミニ展示を附属図書館で開催中(期間 11/13~12/8)
【アクセス】
★本学の最寄り駅は、西武多摩川線多磨駅ですが、西武多摩川線はあまり本数が多くありません。少しお時間に余裕をもってお越しください。
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学アゴラ・グローバル内 プロメテウスホール
【主催・共催】
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究人類学「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」
- 東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)
- JSPS学術知共創プログラム「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」(代表:床呂郁哉)
- JSPS科学研究費基盤B「コロナ状況」下で育まれる芸能―危機への応答・身体性をめぐる交渉・社会との関係 (21H00643)」(代表:吉田ゆか子)
- AA研共同利用・共同研究課題「新型コロナ感染拡大下における芸能に関する学際的研究 (jrp000274)」(代表:吉田ゆか子)