2025年度文化/社会人類学研究セミナー(次世代育成セミナー)発表者募集
募集要項
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所は、全国の博士後期課程の大学院生およびPDを対象に、2025年度「文化/社会人類学研究セミナー」の受講生を募集いたします。昨年度につづき日本文化人類学会次世代育成セミナーとの共催となります。
本セミナーでは、発表者が事前に提出した草稿にもとづいて発表を行い、発表者が希望する研究者からのコメントをもとに十分な時間をかけて討論を行います。自由闊達な議論を通して自身の研究を深める機会を若手研究者に提供し、発表者の論文作成能力の向上を図ることを目的としています。博士論文のための研究の一部や、博士論文提出後に新たに取り組む研究に関するものなど、草稿の種類は問いません。今年度も昨年と同様に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて対面方式で開催します。若手研究者のみなさん、普段接する機会のない研究者と交流し、新たな発想を得る場として、本セミナーをぜひ活用してください。
[応募資格]
・日本文化人類学会の会員
(日本文化人類学会の非会員で発表を希望される方は、応募の時点までに入会申し込みの手続きをとってください。必要があれば東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所のセミナー担当者が推薦人となりますので、基幹研究(人類学)事務局へご連絡ください)
・文化/社会人類学研究を進めている大学院博士後期課程の大学院生、PDまたはこれに相当する研究歴を持つ方
・未投稿・未発表の論文草稿(日本語で5,000~30,000字程度、もしくは英語で2,500~15,000語程度)を期日までに提出できる方
以上の三要件を満たす方。
[受 講 料]
無料。(懇親会は別)
[開催時期と開催方法]
2025年12月14日(日)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて対面型で開催いたします(ただし、コメンテーターはオンライン参加の可能性もあります)。セミナー後、懇親会を開催します(参加は任意です)。
発表者には、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所までの旅費・宿泊費を支給します。なお海外から参加の場合は、日本入国後から東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所までの旅費・宿泊費を支給します。
*旅費・宿泊費の支給は東京外国語大学の旅費規程に準拠します。
[発表時間]
各自の発表時間は、25 分程度を予定しています(コメント、質疑応答の時間は含まない)。また、発表言語は原則として草稿の言語と同一としますが、希望があればうかがいます。
[コメンテーター]
当日は各発表に対してコメンテーターがつきます。コメンテーターには、あらかじめ草稿を読んだ上でコメントしていただきます。発表者には、コメンテーターについて第4希望まで要望を申し出ていただきます(ご希望に添えない場合もありますが、必ず4名の記載をお願いします)。
[公開の範囲]
セミナーは、現地参加のオーディエンスに公開します。オンラインでの配信は実施しません(コメンテーターについては、対面での参加が難しい場合はオンライン参加となる可能性があります)。
[応募方法]
発表希望者は、(1)応募用紙と(2)草稿をそろえ、以下の期間中に日本文化人類学会事務局にEメールにて送付してください。
<提出先>
日本文化人類学会事務局
メール: hoya[at]jasca.org(@を[at]に置き換えています)
<提出期間>
2025年9月1日(月)~10月12日(日)(深夜24時まで)
*応募者には、受付確認のメールを学会事務局よりお送りします。
(1) 応募用紙
・日本文化人類学会ウェブサイト(若手支援のための「次世代育成セミナー」)にある所定の応募用紙に必要事項を記入して提出してください。
(2) 論文草稿
・日本語か英語で書かれた未投稿・未発表の草稿(日本語の場合:5,000~30,000字程度、要旨600~800字以内、英語の場合:2,500~15,000語程度、要旨300~400語以内)を提出して下さい。
・応募する草稿が母語でない場合、提出する前に何らかのネイティブチェックを受けることを原則とします。
・論文草稿は、Word文書とPDFの両方での提出をお願いします。
・論文草稿は、発表希望者が論文準備の段階にあることを確認し、発表者を選考するためのものです。したがって、直ちに投稿できるような完成度を備えている必要はありません。荒削りであっても、体裁に大きな欠落(まだ書けていない章があるなど)がなければ、提出いただけます。
・事例のみの草稿にコメントすることは難しいため、どのような人類学的な議論をしようとしているのかを、できるだけ明示してください。
・早めに論文草稿を出していただいた方でも、上記受付期間中であれば随時改稿版を再提出していただくことができます。
[その他]
1. 応募書類と論文草稿をもとに、セミナー担当委員が発表者の選考を行います。
2. 発表者には、発表時のコメントや議論を踏まえて草稿を加筆修正したうえで、論文を学会機関誌『文化人類学』またはJapanese Review of Cultural Anthropologyに投稿することを強く期待します。
3. 会場近くの託児所をご利用の場合、託児料を補助します。詳細にかんする問合せや希望者は、11月13日(木)までにAA研基幹研究人類学事務局infokj[at]tufs.ac.jp (@を[at]に置き換えています)までご連絡ください。補助できる人数・金額には上限がありますが、期日を過ぎてもお引き受けできる場合がありますので、随時ご連絡ください。
[問合せ先]
●会場や機材、旅費、学会入会の推薦に関する問い合わせ
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
基幹研究(人類学)「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」 事務局
infokj[at]tufs.ac.jp(@を[at]に置き換えています)
●それ以外の問い合わせ
日本文化人類学会事務局
hoya[at]jasca.org(@を[at]に置き換えています)