〈人類学カフェ〉「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか − 死とアート」
死は、それは自己の死であれ、他者の死であれ、生きる上で根源的な経験です。その経験はアートにおいてどのように解釈され、表現されているのでしょうか。本イベントでは、アーティスト・地主麻衣子さんの作品世界を旅します。
- 日時:2024年6月1日 (土) 14:00-17:00
- 場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所303号室
- 登録:こちらの登録フォームからお申し込みください。
登録締め切りは【2024年5月31日(金)】です。 - 言語:日本語
- 案内画像:こちらよりダウンロードできます。
概要
アーティスト・地主麻衣子さんの作品の上映とトークイベント、「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか − 死とアート」を開催します。
地主麻衣子さんは、映像・パフォーマンス、テキストなどを組み合わせることで、個人と社会の関係を考察する作品を制作されています。
今回は、その幅広い作品群の中でも、死と死者、墓と関わりのある作品を抜粋上映し、制作背景や人類学との協働について話していただきます。アートにおいて死がどのように解釈され、表現されているかを旅することで、死と共に生きている私たちの現実を捉え直すことができることを願います。
プログラム
13:30 開場
14:00 オープニング
西井凉子(東京外国語大学AA研)
14:15-15:30 作品上映とトーク
「遠いデュエット」
(2024年3月6日(水)~ 2024年6月3日(月)まで
「遠距離現在 Universal/Remote」展(国立新美術館)で展示中)
「わたしたちは(死んだら)どこへ行くのか」
「空耳」
※上記3作品を一部抜粋上映・スライド上映しながら、アーティストトークをおこなう予定です。映像全編の上映ではないことをご了承ください。
15:30-15:45 休憩
15:45-17:00 コメントと全体ディスカッション
地主麻衣子(アーティスト)+金セッピョル(総合地球環境学研究所)
司会:丹羽朋子(国際ファッション専門職大学)
主催・共催
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 基幹研究人類学「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」
- 日本学術振興会科研費基盤B「死の人類学再考:アフェクト/情動論による「現実」への人類学的手法による探究」(代表:西井凉子)
連絡先
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・基幹研究人類学
kikanjinruigaku★gmail.com (★を@に変えてください)