社会性の人類学的探究 トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序

ワークショップ「日常をフィールドワークする①,②」

■ワークショップ「日常をフィールドワークする①」

開催日:11月19日(日)14:30-17:30

■ワークショップ「日常をフィールドワークする②」

開催日:12月10日(日)14:30-17:30

ファシリテーター:村津蘭(AA研所員)

[概要]

人類学は自らと異なる文化や土地をフィールドとして,そこでの経験を通して思考することを重要な実践としてきました。本ワークショップでは,こうしたフィールドワークの方法や思考に根差しながら,参加者が身体や撮影・録音機器を使ったワークを通して自らの日常をフィールドワークします。それにより,日常,世界に対して新たな視点を持つことを目指します。最初の11月19日には人類学やフィールドワークについての説明の後に,日常に馴染んだ感覚や身体を変化させるために幾つかの身体や撮影・録音機器を使ったワークを行います。そのあと約3週間かけて,参加者には課外ワークとして特定のテーマについての作品制作(写真または映像の予定)に取り組んでもらいます。最後の12月10日に,それぞれの作品について発表し気づきを話し合います。これまで人類学やフィールドワーク,作品制作などに触れたことのない方の参加も歓迎いたします。

※このイベントは新たなフィールドサイエンス方法の創出を目指した実験的プロジェクトです。イベントの内容は企画者の研究に活用されると同時に,個々の作品はWebサイト上でコレクティブ・アートとしての成果公開を予定しています。

参加資格:フィールドワーク,人類学,アートに興味がある方(大学1年生以上)。両日対面で参加できる方。

参加定員:12人(応募多数の場合は先着順といたします。)

問い合わせ先:tufisco-office[at]tufs.ac.jp (TUFiSCo事務局)([at]を@に変えてください)

参加費:無料

事前登録が必要です。

使用言語:日本語

共催:東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo),AA研基幹研究人類学「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」,学術知共創プログラム「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」