社会性の人類学的探究 トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序

平成23年度「文化/社会人類学研究セミナー」

日時:2011年12月3日(土)13:00-19:30
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
   マルチメディアセミナー室(306号室)、小会議室(302号室)

プログラム:
■ A会場(306号室) 司会・総合コメンテーター:栗田博之
1)平田晶子(東京外国語大学大学院)
「二国間で歌い継がれるラム歌謡の人類学的研究―「ラオ」文化圏をめぐり躍動するモーラムの民族誌」
コメント:古谷伸子・椎野若菜

2)梶丸岳(東京外国語大学AA研ジュニアフェロー)
「声の場所―貴州省の山歌はどこにあるか」
コメント:西井凉子・小田淳一

3)梅村絢美(首都大学東京大学院)
「徴候から症候へ―スリランカ土着の伝統医療パーランパリカー・ヴェダカマのナーディの診断」
コメント:河合香吏・高島淳

4)磯田和秀(成城大学民俗学研究所研究員)
「他者の場で居場所を探す方法―Twan Yang "Houseboy In India"より」
コメント:大川真由子・深澤秀夫

■ B会場(302号室) 司会・総合コメンテーター:宮崎恒二
1)下田健太郎(慶應義塾大学大学院)
「モノによる歴史構築の実践―水俣の景観に立つ52体の石像たち」
コメント:床呂郁哉・石森大知

2)村松彰子(相模女子大学)
「根源的受動性と人と人との〈つながり〉をめぐる試論―現代沖縄社会の呪術的実践の場から」
コメント:床呂郁哉・津田浩司

3)田中梓都美(関西大学大学院)
「日本人の台湾原住民認識と伊能嘉矩」
コメント:三尾裕子・石森大知

4)蘇紋槿(神戸大学大学院)
「観光による地域文化の再構築に関する研究―台湾・高雄内門地域の事例」
コメント:三尾裕子・津田浩司

【受講者の感想】