会場: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)306室
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
主旨:
「家族とは何か?」と言う普遍性の問題を脇に置き、「家族」を在来知の一形態として捉えた時、そこには多様な脈絡においてローカルに語られる「家族」の相貌が交錯します。本シンポジウムは、琉球弧としての<沖縄>に去来しまた去来しつつある時間の中に、ハザードと向き合い或いはハザードの中に置かれた在来知としての「家族」を置き、そこから否応も無く立ち上がってくる「今」と言う情況とそこに映し出され問いかけられる「私たち」と言う存在をめぐり、<沖縄>を学問的営為の場としてきた研究者、何者かである事を探求し何者かである事をずらし続けている気鋭の研究者の方々と共に、参加されるお一人お一人が、何かを感じ作り出す場であり時となる事を企図しております。「家族」は生身の人間がハザードに向き合う事を可能とする在来知なのか、それとも「家族」こそがハザードを招来する根源なのか、「家族」は強いられた連帯なのか、それとも「家族」こそが人間存在の承認なのか、「家族」につきまとい離れないこの両極性に、静かにしかし深く錘鉛をおろすことができれば幸いです。
プログラム:
14:00-14:05 深澤秀夫(AA研所員)「開会挨拶」
14:05-14:50 村松彰子(相模女子大学)「家族とオガミとトイレ」
14:50-15:35 山内健治 (明治大学)「ヤーニンジュの変容と危機の家族:戦争体験と記憶伝承」
15:40-16:25 石川雅信(明治大学)「奄美大島における人口減少と家族」
16:25-17:10 加賀谷真梨(新潟大学)「高齢者をケアしているのは誰か:地域福祉の現場に見る家族の諸相」
17:15-17:30 國弘暁子(早稲田大学)コメント1
17:30-17:45 四條真也(首都大学東京)コメント2
17:45-18:30 全体討論
※発表要旨など詳細はこちらのリンクをご覧ください。
使用言語:日本語
参加費:無料
事前申し込み:不要
共催:
基幹研究「アジア・アフリカにおけるハザードに対処する『在来知』の可能性の探究-人類学におけるミクロ-マクロ系の連関2」,
科研費基盤(A)「人類学的フィールドワークを通じた情動研究の新展開:危機を中心に」(研究代表者:西井凉子(AA研所員)課題番号:17H00948)
